日本料理の修行の一つとして大根のかつら剥きがあるとされます。
中卒後に料亭に入っても最初は包丁などは握らせてもらえず掃除や食器洗いしかさせてもらえません。
ある程度慣れてくると包丁と大根を渡されてかつら剥きをするように言われます。
かつら剥きがしっかりできれば包丁の扱いもしやすくなり、これから色々な料理を作るときにも役立つようです。
大根には皮があるためそのまま煮物を作ろうとしても皮の部分が硬いなど失敗しやすくなります。
そこで下ごしらえとしてかつら剥きが必要で、料理人の修行でなくても誰でもしなければいけません。
できない人は皮むき器などを使って地道にする人もいますが時間がかかりあまり効率的でないでしょう。
きれいにかつら剥きをする方法として包丁を使わない方法があるので興味がある人はやってみましょう。
まず大根を適当な大きさに切りその後縦に切れ目を入れます。
切れ目の部分に爪楊枝の先を入れると薄皮が剥け始めるので、後はそれを指でどんどん剥いていくときれいに向けかつら剥きが完成します。